トラスカラのおうち見学
12月11日
ブランチの後のおしゃべりで話題になった、設計士のおじいさんの建てたおうちに連れて行ってもらいました。
ベッドルームが数えきれないくらい沢山ある三階建ての大きなお家でした。
おじいさんの自慢のお家を見せてもらって、終わりだと思ったら、お隣の門にも入って行きます。
そちらは、Katsuさん家族がもうすぐ住み始めるそうです。
水道水の話を聞きました。
浄化された水は、一度各家庭の貯水タンクのようなものに入ってから、蛇口をひねったら出てくるそうです。
その貯水するところがお庭に掘ってあって、簡単に開くフタがついているだけだったので、水道水は飲めるものと思っている私にはチンプンカンプンでした。
水道から出てくる水の扱いにしては、雑じゃないかと。
でも、そうなんですよね、ここの人達は水道水は口に入れないで、飲んだり料理に使ったりする水は買うんですよね!
1つのカルチャーショックでした。
トラスカラでブランチ
12月11日
9時40分のお迎えに来てくれるという約束だったのですが、爆睡してしまいました。
頭痛で寝られなかった夜を越して明るくなってから、30分だけと思ってセットしたアラームを消してまた寝てしまいました。
10時にドアをノックする音が聞こえて、飛び起きました。
やってしまった!!
Isoさんに、30分だけ待ってと言って、猛ダッシュで準備しました。
Isoさんは車に戻って、Yukiくんは部屋に残って私達が準備する間を行ったり来たりして、スペイン語で色々とお話をしてくれました。
私と子ども達の準備をして、謝り倒しながら出て行きましたが、KatsuさんとIsoさんは全く嫌な顔をすることなく受け入れてくれました。
Katsuさんの車で、ブランチブュッフェのレストランに着くと、おじいさんとおばあさんはまだ来ていませんでした。
待たせていなくて、安心しました。
「メヒコは、こんなもんだよ。」とKatsuさん。
レストランでは、どの席に座るかで子ども達が一悶着して、おじいさんとおばあさんが来た時に、また席のことで子ども達の一悶着がありました。
子ども2人でも外食する時には席のことでもめることがよくあるのですが、子ども3人の希望を同時に通すことは、パズルゲームのようでした。
でもこの日は大人が多かったので、私1人で対応しなくても、みんなで考えて動いてもらえたので、いつもより気持ちは救われました。
メキシコの人がみんなブランチをとるのかは分かりませんが、あちこちのレストランやカフェで朝食と書いてあるのをよく見かけます。
ブュッフェの内容も、日本のホテルの朝食ブュッフェよりも盛りだくさんです。
私は、寝坊事件のためにまだ緊張感があったので、なんだか何を食べたのかあまり覚えていないのですが、もっとリラックスして、優しいKatsuさんファミリーに初めから甘えたらよかったなぁと思います。
子ども達は食べ終えてから、レストランの外にある遊具スペースに遊びに出て行きました。
私は、iPhoneのGoogle翻訳を使いながら、おじいさんとおばあさんに話しかけました。
おじいさんは、とても喜んで片言の英語も交えながらおしゃべりをしてくれて、おばあさんも嬉しそうにしてくれました。
おじいさんは、建築家で大学の先生でした。
おばあさんも先生でした。
インテリジェントな家族ですね。
おじいさんが、自分の設計した家のフライヤーを見せてくれて、その家をシェアハウスにしようとしていることを話してくれました。
夜中の激頭痛
12月10日
ホテルに着いて、子ども達とシャワーを浴びて、歯を磨いて、疲れて眠くてフワフワしている2人を追い立てて寝る準備をしました。
やっと寝かしつけてから、今日の服の洗濯です。
メキシコシティも寒かったですが、トラスカラは寒くて、長袖の準備はそれぞれ2枚ずつしか持って来ていないので、毎日洗わないと追いつかないのです。
なかなか素敵な洗面台で、持って来た小さな折りたたみバケツを使ってジャブジャブ手洗いしました。
手洗いの1番大変なところは、脱水です。
キャンプする時にも、この脱水のために一瞬ですが手のひらがボロボロになりました。
この日は、手のひらにココナッツオイルをしっかり塗り込みました。
素敵なホテルのベッドルームに、物干しロープを張って、干しました。
これで、東京、メキシコシティと悩まされてきた乾燥からはさようならできるはずです。
ダブルベットが2つあったので、メキシコシティのairbnbの時と同じように、私が1日交代で次女と一緒に寝たり、長女と一緒に寝たりすることにしました。
1日目は、次女の布団に入りました。
それから、iPhoneでブログの記事を書いて、寝ました。
ところが、夜中の3時頃にものすごい頭痛がして目が覚めて、ひどい痛さが全く引いてくれないので、寝ることができなくなりました。
これは、TAPOまでまよったりして3時間も重いバックパックを背負って歩いたから、肩周りの筋肉が急に異常に凝ったのだと思いました。
首や肩を緩めるように動かしたりストレッチしたり頭をマッサージしたりしてみましたが、効きません。
部屋の中がすごく寒かったので、壁にくっ付いている、板状の電気ヒーターの横に毛布を敷いて座って、寒すぎて乾きそうにない手絞りのためにベタベタの洗濯物をヒーターに押し当てることで時間を潰しました。
濡れた洗濯物越しに手や足の裏をヒーターに当てて、暖をとりました。
素手で触ると火傷しそうなくらい熱いのですが、洗濯物の水分があったまって肌に着くのが気持ち良くて、洗濯物も乾かせて一石二鳥と思ってやりました。
そのうちに1枚のTシャツが乾いたので、首の後ろに巻いてみました。
あったかい!
これのおかげでしばらくすると、だんだん頭痛がマシになってきて、日も登った7時半頃に猛烈な睡魔が襲いました。
Katsuさんが、ファミリーとのブランチのために、9時40分にお迎えに来てくれる約束だったので、8時には起きるつもりでしたが、あまりに眠いので、アラームをかけて30分だけ寝ることにしました。
このホテルのリネンの洗濯洗剤の強烈な匂いを嗅ぐと吐き気がしたので、ヒーターの前に敷いた毛布の上に更にもう一枚毛布を敷いてからシュラフを出して、シュラフに潜ってマスクをして寝ました。
Katsuさんファミリーに対面
12月10日
トラスカラの高台にあるステキな教会にも連れて行ってもらいました。
トラスカラの多くのカップルが、ここで結婚式を挙げたがるという教会です。
夜だったので門を入らないかもしれないけど、道からでも見えるからと車を降りると、門が開いていました。
中を巡回していた3人の男性に聞いたら、入っても良いと言ってもらって、喜んで庭に入りました。
これは、確かにキリスト教式に結婚式を挙げる人なら誰だって、ここで挙げたいと思うでしょう。映画の中のような教会でした。
それから、絵描きであるKatsuさんのギャラリアへ連れて行ってもらいました。
ちょうど9人のアーティストと共同で企画展をしている所だったのです。
そこでは、Katsuさんの息子のYukiくんと奥さんのIsoldaさんとそのお母さんとお父さんが待っていてくれました。
Katsuさん以外はみんなスペイン語のみなので、あまりおしゃべりはできなかったのですが、とっても温かい家族です。
5歳のYukiくんが、うちの子ども達の手をしっかり握って、ギャラリア内の絵の展示してある部屋からトイレまで、くまなくスペイン語で案内してくれました。
受付で来訪者が記帳する紙とペンを見せて、お絵描きをしてもいいよ〜と言ってくれたりしました。
家族の愛いっぱいの中で、のびのびと安心して育った子どものお手本のような男の子です。
おじいさんとおばあさんに、また明日のブランチで会いましょうと挨拶してから、KatsuさんとIsoldaさんとYukiくんにホテルまで送ってもらいました。
まだトラスカラに着いたばかりだというのに、たくさんの体験をさせてもらって、素敵な出逢いをいただいて、すごく幸せ、お腹いっぱいの1日でした。
トラスカラの巨大なスーパーマーケット
12月10日
食事中に、Katsuさんが外食する時よく醤油が欲しくなるという話になりました。
それで、私にも醤油を手に入れさせてあげようと思ってくれて、少し郊外の大型スーパーマーケットに連れて行ってくれました。
残念ながら、その超巨大なスーパーマーケットにはKIKKOMANの醤油はありませんでしたが、メキシコのスーパーマーケットには、ソース類の棚に普通に置いてあるそうです。
醤油を諦めてフラっと見つけた子ども服売り場。
前から、子ども達にも私にも、旅の間にメキシコかグアテマラらしく可愛くて防寒できる服を買おうと思っていたのですが、あまり寒かったのでウッカリ「ここで上着を買ってもいいな」と口走ってしまい、それとほぼ同時に、次女がモコモコの水色の…何というかアメリカの子っぽいジャンバーをひと目で気に入りました。
すっかり暗くなっていてすごく寒いし、気に入ったなら仕方ないから買うことにしました。
トラスカラのセントロでオシャレに晩ごはん
12月10日
ソカロの案内をしてもらっている間中ずっと、なにやら理不尽に私を叱りつけ続けていた次女は、明らかにお腹が空いていました。
ソカロの広場に面した街の1番の中心にあるオシャレレストランに入りました。
私とちびっ子達だけでは、絶対に入らないようなお店に、サラッと連れて行ってもらい、感謝感激です。
メニューを見てKatsuさんと注文の相談をしている間も、次女は怒り倒しています。
Katsuさんに、メキシコの料理やトラスカラの料理について色々と教えてもらいましたが、子ども達の声が頭に入ってくるので私は大混乱。
とにかく注文しないことには食べ物にありつけず、次女の機嫌が治ることはないので、次女が写真を見てコレと言った物と、Katsuさんのオススメを頼みました。
長女は、食べ物の好き嫌いが激しいのと、何かを選ぶ時に大いに迷うタイプなので、この時はオススメ料理と次女の注文をみんなでシェアすることにしました。
料理が出来るまでが、まぁ大変。
次女が怒るだけではなくて、理不尽に人のせいにして泣き叫び始めたので、オシャレなレストランから連れ出して、私が怒ることになりました。
彼女が納得できないものの、食べたいのでしぶしぶテーブルに戻ると、料理とジュースが置いてありました。
この気分の早変わりと言ったら…。
いきなり上機嫌になって、食べ始めました。
本当に空腹だったんですね…。
子どもの眠いのと空腹は、どうにもなりません。
この時に食べたものは、色んな味付けのお肉にディップが4種類と、トルティーヤで鶏肉を包んで、上に白いクリームチーズのようものがたくさん乗っているものです。
ディップは全て違った風味のチリが入っていました。
両方とも、大量のレタスのザク切りが敷いてあったのが嬉しかったです。
この様に生の野菜をたくさん出すようになったのは最近のようで、元々の地元の料理では野菜は少なかったそうです。
なにせ呆然としていたので、Katsuさんの解説も、きっとこんなことを言ってくれてたなという感じです。間違っていたら、私の覚え間違いなので、誰か教えてください。
脳みそ大混乱のお食事だったため、写真もなければ、料理名も覚えていません。
tlaxcala トラスカラ!
12月10日
トラスカラへのバスの2時間ずっと、私達3人は爆睡していました。
気付いたらトラスカラに着いていて、少し焦って降りるとKatsuさんが迎えに来てくれていました。
寝起きの顔でKatsuさんに初対面してしまいましたが、Katsuさんは全く気にしない様子で挨拶をして車に案内してくれました。
Katsuさんは、私の尊敬する石垣の先輩Gさんのの若い頃からの大切な友人で、30年くらい前に石垣に10ヶ月くらい滞在したことがあるそうです。
Katsuさんのオススメのホテル Hotel de la Lomaに行って、空き部屋を聞いてもらってチェックインしました。
ソカロから少し坂を登った所にあるホテルで、部屋から見える景色が素晴らしかったです。
部屋代は一泊750ペソと中級で、私達には贅沢な感じもしますが、出会う物事は全てご縁で最高最善と思っているので、ここを満喫しちゃいます。
その後、ソカロ辺りを案内してもらって散策しました。
トラスカラのソカロの周りの道は、端っこが有料駐車場になっています。
Katsuさんが、絶妙な縦列駐車をして料金を払ってレシートを受け取った時に、横にあったお店のおばさんが親しげに何か言いました。
それを聞いてKatsuさんが「えー!」と崩れ落ちました。
週末は、わりと早い時間から駐車が無料になるそうで、料金を払わなくても良かったそうです。
Katsuさんと地元の人達とのやり取りを見ていると、親しそうにおしゃべりするので、みんなが友達なのかなと思ってしまいますが、そうではないみたいです。
トラスカラとメキシコの色んなことを教えてもらいながら、ソカロの辺りを歩いていると、可愛い民芸品などの屋台村がありました。
私には珍しいスナックの屋台もたくさんあって、ワクワクしました。
その間、次女はずっと機嫌が悪くて文句を言い続けていました。