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シャンティに3人旅

シャンティとちびっ子2人の旅日記です。

メキシコシティにて初めての外食

12月9日

 

この日の予定は、休むことでした。

島を出てから飛行機を4回も乗り継いで3日間かけて辿り着いたこの日は3人とも疲れているはずだけど、私は色々やりたくなってしまう性格なので、敢えて身体を休ませる日を設定しました。

 

時差ぼけのために夜中の3時半に起きて遊んでいると、すごく暗くて寒くて、日が昇って明るくなるのがとても嬉しいものでした。

 

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買い出しにだけは行こうと言っていたのですが、ちょうどそろそろ出かけようという10時ごろに長女が次女にいじわるをして、私が怒るという事件が起こりました。

 

怒ると疲れがすごく出て、私は寝てしまいました。

ハッと目を覚ましてみると、横で次女が、隣の部屋で長女も、寝ていました。

3時間くらい経っていました。

 

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子ども達が起きるまでマッタリしていたら、2時ごろに2人同時に起きてきました。

 

長女はまだ次女に謝っていなかったみたいですが、みんなお腹が空いていて喧嘩どころではありません。

 

3人で初めて、明るいメキシコシティの町を歩きます。

スーパーマーケットがあるかもしれない最寄りの駅エリアに向かいました。

泊まっているアパートメントの隣には小さくて清潔な商店がありました。

角を曲がると、八百屋さんがありました。

看板が全てスペイン語なので、何のお店なのか分からないのがたくさんありました。

 

道の向こう側に、写真のついたメニューの旗のある、小さな食堂があっので、入りましたよ

カフェのように見えるのは、洋風だからですね。

 

スペイン語の本を持って来るのを忘れていて、iPhoneに入れているスペイン語のアプリはWi-Fiがあるところでしか辞書機能がなかったので、メニューの写真と、かろうじて覚えていた卵などの単語を見つけて、あとは当てずっぽうで日本語で注文しました。

英語で言ってみたのですが、役に立たないことが分かったからです。

長女が「日本語が通じたね!」と嬉しそうに言いました。

日本語が分かるわけではないと言うと、「じゃあ、どうしてわかったの?」と聞きます。

私は「人間同士やからね。」と答えました。

 

このお店の、若いお兄さんとおばさんが、とても親切でした。

高校生くらいの歳のお兄さんです。

初めに注文した時、私の日本語とジェスチャーを見て、おばさんとお兄さんがああだこうだと話してから、私に確認したりして、言葉が分からない人が来たことを面倒がる顔もせずに一所懸命に理解してくれました。

子ども達のためにそれぞれに一つずつサンドイッチを注文したのですが、少ししてからお皿を持って来て、このサイズだけど良いのかと聞きに来ました。それでいいと答えました。

しかし、もっと後に他のお客さん用に出来上がったものを持って来て、このサイズでいいのかともう一度聞きに来てくれました。

それが、さっきの皿いっぱいの大きさで、私が想像していた上品に乗っている感じとは違ったので、「え!」と、びっくりしました。

お兄さんは、手で真ん中を切るジェスチャーをしながらスペイン語で何か言いました。

私は、「シー」とうなずきました。

 

お兄さんが、飲み物は要るかと聞きに来ました。

隣の席のグラスを指して「アグア?」と。

後ろから、おばさんが冷蔵庫から出した缶の炭酸飲料を持って来て、これか?と聞きます。

隣の席のグラスに入っている「水」と言われた液体は、明らかにピンク色でした。

なんでピンクなのか聞く能力もないし、答えてもらっても理解できないので、その怪しい飲み物はパスして、「アグア ミネラール」と言ってみると、おばさんが「分かった!」という表情をして店を出て、待ってて!と隣に行き、帰って来た時には手にペットボトルを持っていました。

「ああ!それだ!」と受け取って、フタを開けると、勢いよく炭酸水が吹き出ました。

隣の席の人が、おばさんに何か言って、おばさんが紙ナプキンをテーブルに投げ込んでくれました。

ちょうど濡れたところが、前のお客さんがこぼした何か赤っぽいものがテーブルクラスに付いていた部分だったので、紙ナプキンでついでに拭けました。

そういえば、ドイツでもミネラルウォーターが炭酸かそうでないか、書いてある言葉が分からないばかりに、色々試したなぁと思い出しました。

アパートメントにかえってから「炭酸抜きの」の言い方を覚えました。

 

後で気付いたのですが、おばさんがミネラルウォーターを持って来たお隣は、食堂の倉庫とかではなくて小さな商店でした。

おばさん、買って来てくれたんですね。

 

私が注文したハンバーガーにはフライドポテトが付いていて、子ども達のサンドイッチにはついていなかったので、ポテトを子ども達に配って食べていたら、おばさんが子どもの皿を指差して何か言いました。

「ビエン?」とさっきも聞いていたので、同じようなことかなと思って「シー」と言うと、おばさんは「よし!」というような顔をしてキッチンへ。

しまった!と思ったのですが、やっぱり、ポテトを盛ったお皿を持って来てくれました。

子ども達が喜んでいたので、私の失敗もまあ、

ヨシです。

 

言葉の分からない世界は、それだけで不安がありますが、このお店のおばさんとお兄さんのおかげで、素敵体験になりました。