オアハカへ
12月13日
朝9時、KatsuさんとYukiくんがホテルに迎えに来てくれました。
1時間かかるプエブラのバスターミナルまで2人に送ってもらいます。
車の中で、Yukiくんにプレゼントを渡すと、とても喜んでくれました。
ヘッドライトは、私の電池の入れ方が間違っていたようで、その場では電気がつかなかったのですが、後でKatsuさんが直してくれて点いたそうです。
さて、バスは、10:45プエブラ発 のオアハカ行き、ADO社のものに乗ります。
チケットはバスターミナルに着いてから買います。
Katsuさんがスペイン語でサラサラとやり取りをしてくれたおかげで無事にチケットをゲットしました。
3番ゲートから出発と言われたので、そこから乗り場に向かって歩いて3番と買いてある所に入ろうとしたら、「ADOの3番ゲートはあっち。」と言われました。
ゲートはバス会社ごとに、それぞれ1から始まるようで、3番ゲートは各社にあるのです。
ややこしい!
日本だったら、ゲート番号を間違ってバスに乗れなかったお客さんからクレームがつくでしょうから、日本にはこういうややこしいシステムはないですよね。
正しいゲートが分かったところで、KatsuさんとYukiくんにお別れをしました。
本当にお世話になりました!
さようなら!
こういう場面で、うちの2人の子ども達がちゃんと挨拶しないでモジモジとそっぽを向いてしまうのは、さようならをしたくないからなんかな。
さていよいよバスに乗ります。
高級な長距離バスは、トイレもついていて、子ども連れには安心です。
途中停車もほとんどないので、強盗などの心配もほぼありません。
座席も日本のバスとあまり変わらないクオリティ。
それでも、車酔いをしやすい私と次女は、日本から持って来た市販の酔い止め薬を服用しました。
長女は、レメディー(イペカック)で耐えました。気持ち悪そうでしたが、「お薬を飲む?」と聞いても「飲まない。」と言ってがんばりました。
5時間後には、オアハカに着きました。
下車後、長女が特に気分が悪かったので、着いたオアハカのバスターミナルでゆっくり休憩してからお宿に向かうことにしました。
売店でアイスクリームを買って、これからバスに乗る人たちに紛れて座って食べました。
長距離の移動の後にはアイスを食べるというご褒美の約束です。
どれくらい座っていたでしょう。疲れていたので、自分達が感じたよりもずっと時間が経っていたと思います。
いよいよ日本人宿に歩いて行きます。
3人でそれぞれにバックパックを背負って、わかるを真ん中にして手を繋いで歩いていると、自転車に飲料水用のタンクを乗せた男性に名前にクエスチョンマークを付けて呼ばれました。なんと、向かっていたお宿「たなばた」のしげおさんでした。
お水を買いに行くところだったしげおさんは、私達を案内するために、自転車を押して歩いて戻ってくれました。