トラスカラの中級レストランでディナー
12月12日
スーパーの帰り道で、メッセージカードを売っているところを探しました。
売っているならこういう感じのお店かなというイメージのお店には全て入って聞いてみました。
文房具屋さん、本屋さん、ラッピング屋さん。
でも、やっぱり売っていませんでした。
ラッピング屋さんで、綺麗な包装紙はゲットしました。
子ども達が「これがイイ!」「あれがイイ!」とワイワイするので、1枚の包装紙を買うのもなかなかの大仕事でした。
ビリビリに破れたスーパーのレジ袋や、日本から持って来たショッピングバッグに入れた重い果物達を降ろすために一度ホテルに帰りました。
休憩して、また晩ごはんのために出掛けました。
ホテルを出て少し歩いた所にMandingaというレストランらしきお店があったので入りました。
メキシコに来て、建物について感じることがあります。
壁が頑丈で、そんなに大きくないドアと鉄格子のある窓がどの建物も同じような感じなので、これがお店なのか、民家なのか、お店なら何屋さんなのか、外観からはよく分からないのです。
窓から覗いて見て、これはパン屋さんのようだぞとか、食べ物屋さんぽいぞとか。
だから、このレストランに入る時も、レストランぽいけど、ここから入っていいのかな?と、おどおどしながら入って行きました。
奥へ奥へと入ってみると、ちょっと高級感があるレストランでした。
席につこうとすると、テーブルの横に、上着やカバンをかけるポールを持って来てくれました。
メニューを見ても、さてさて…ほとんど分かる単語がありません。
ここで知ったかぶりしても良いことはないので、iPhoneの翻訳アプリを使ってじっくり調べてから、子どもが食べられそうなものと私も食べたいものを注文しました。
スペイン語に悪戦苦闘している私に、おとなしく待てない子ども達がワイワイと話しかけてくるので、さらに悪戦苦闘して注文にすごく時間がかかりました。
立派な魚を揚げたもの。
目玉焼き付きご飯。
ジュース。
魚は、かなりのグランデサイズでしたが、美味しかったので3人で完食できました。
魚の大きなお皿に野菜もたくさん盛り付けてくれていたので、生野菜が食べられて、とても嬉しかったです。
ご飯は、日本でよく見るベジタブルミックスの具材である人参の角切りとコーンとグリーンピースを入れて炊いてありましたが、人参の角切りが機械的に均一じゃなくて、なんだかまばらなサイズと形なのです。
このご飯は、子ども達に人気で、もう一皿注文することになりました。
あと、注文内容に関係なく、パンなどがいっぱい出て来ました。
パン、クラッカー、ナチョス、それにジャムからナチョス用サルサ(ソース)たち。
食事内容とお値段は中級でとても良かったのですが、ウエイターのおじさんが、私達のすぐ隣のテーブルまで掃除を始めたのは、カルチャーショックでした。
まだお客さんが食事を注文して待っているのに、テーブルに椅子を上げて床をモップで拭き掃除するというのは、日本にはないなぁと思います。
もう店仕舞いなのかな、食事が来たら急いで食べないとダメかなとドキドキしましたが、そうでもなかったみたいです。
メキシコはそういう感じなんだなと受け入れることにしました。
後から、掃除したのと反対側のテーブルに、どんどん人が集まって来て食事を始めたのですが、それが何やらレストラン関係者の家族の集りのようでした。
アットホームで和やかな場で、なぜかうちの子ども達がハイテンションで、楽しいセナ(晩ごはん)でした。