奇跡の水の出た教会
12月11日
カカストラのピラミッドの後、昔、奇跡の水が湧いたという伝説の教会に連れて行ってもらいました。
メキシコには、水の伝説の教会が3つあるそうで、そのうちの1つです。
メキシコ人は信心深いので、教会をとても大切にしています。
車を降りて歩いて行くと、教会の前で賑わっている屋台スペースにあったおもちゃ屋さんで子ども達が止まって、おもちゃに夢中になりました。
様々な色柄のボールや木のおもちゃがたくさんあって、私も面白かったです。
さんざんおもちゃで遊んだ後に、うちの子ども達とYukiくんに木でできたヨーヨーを買いました。
子ども達がおもちゃ屋さんでつかまっているうちに、Katsuさん夫妻は屋台で食事を始めていました。
黒いトウモロコシで作ってあるトルティーヤにマッシュルームとズッキーニの花とチーズを入れたものと、チャーハンのようなものと、エビのコロッケと呼ばれるものを食べました。
エビのコロッケだけはあまり好きではありませんでしたが、トルティーヤとごはんは美味しかったです。
ごはんは、なぜか子ども達3人に大人気で、何回もお代わりをしました。
ヨーヨーを買って、食事をして、やっと教会にたどり着きました。
距離は近いのですが、小さい子ども連れというのは、そんなものです。
教会では、ちょうどミサが始まったので、クリスチャンのIsoさんはYukiくんを連れて前に入って行きましたが、私達とKatsuさんは後ろの扉の近くから雰囲気だけ味わいました。
教会内の後ろに奇跡の水と思われる水をためたところがあって、次々に来る人達が体に付けたり、持参した入れ物に入れて行きます。
私達もその水を手に取って頭などにぬりつけて清めてみました。
教会を出たところで、お父さんと着飾った子ども2人が写真を撮ろうとしていたので、日本語でシャッターを押しましょうかと申し出てみました。
そのファミリーが予想以上に喜んでくれて、写真を撮った後にどこから来たのかとか聞いてくれました。そして、後からやって来た家族らしいおばあさんに、私達が日本から来たらしいと伝えると、おばあさんがこれまた喜んでくれました。
後でKatsuさんが通訳してくれたことによると、私達も神様に祝福されて幸せになるよということを言ってくれていたそうです。
なんだか、あったかい気持ちになって、田舎のおばあちゃんを思い出しました。